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在庫を持たないビジネスが成功しやすい理由

2020.08.26

現代のビジネスには非常にたくさんの種類があり、自分に合う選択肢が選べるようになりました。
その中でも経営に大きな影響を与えるポイントの1つが在庫の問題です。
在庫を抱える・在庫を抱えないかでビジネスにおける作戦は大きく変わるといっていいでしょう。これによって開業前の準備金にもかなり差が出てきます。

新しいビジネスを始める前に、1度在庫について慎重に考えてみてください。

在庫ロス・在庫を抱えるリスクとは?

在庫ロス デメリット

ここでは在庫を持つ場合の、ビジネスに発生するリスクについてご説明いたします。
在庫を持つことは
「顧客に実物を見て購入できるという安心感を与えられる」
「予想以上の受注が入った時にすぐに納品できて機会損失を防げる」

といったメリットもありますが、同時に以下のリスクも発生することを理解しておきましょう。
総じて「初期投資金やランニングコスト(月々に掛かる費用)が大きい」という問題です。

商品が売れないと利益率が下がる

ビジネスにおいての原理原則ですが、「売上−仕入れ値=利益」の公式は常に存在します。
当然予定分の商品が売れないと、利益率は大きく下がってしまいます。
1日の客数や受注数を予想することは困難です。計算が狂うことは往々にしてあるでしょう。
そんな時に在庫を売り切るために割引きしたり、売れずに商品が廃棄になってしまうと、在庫を持つことは利益率を大きく下げる原因となります。
予想を上回る在庫が発生してしまった場合、赤字となってしまうことも十分にあり得ます。

しかし、新しい商品を仕入れ続けなければ会社の鮮度が落ちます。
流行があるような仕入れが必要な場合は、いきなり仕入れ額が高くなる場合も踏まえて、準備金に含めておきましょう。

劣化する商品だと価値が下がりやすい

これは在庫の種類にもよりますが、中には商品が時間とともに劣化していくものもありますよね。
スーパーで売られている食材などは典型例ですが、アパレルのシーズンものの服などもこれに当てはまります。
夏服は初夏にはバーゲンが始まります。シーズンを過ぎると価値がないと判断されてしまい、価値のある期間に売り切ってしまう必要があるのです。
このように価値が変動する在庫は特に管理・販売が大変です。

在庫保管などの管理費用が発生する

在庫管理費

在庫を持つビジネスは、当然管理費用が発生します。初期費用がかかるイメージは多くの方が持たれるのですが、この在庫管理費用も積もれば大きな金額となります。
ものを置いておくスペース分の家賃や、商品管理のための人件費などが掛かりますよね。
しかもこの管理費用は変動費ではなく固定費として掛かります。

補足として、
変動費とは商品の売れ行きに比例して発生する経費のこと。
固定費とは売上が全く無くても掛かる経費のことを指します。

仕入れにかかる費用以外にも、管理にも費用が掛かることを押さえておきましょう。

業務の生産性が下がりやすい

在庫を持つビジネスにおいては、非常に多くの業務が増えます。
具体的には「商品を仕入れる」「在庫を保管する」「販売店に商品を並べるもしくは受注時に出品する」「売れなければ倉庫等に返品する」「在庫の棚卸しを数える」などの業務です。
在庫を持つことで業務量が一気に増えることに加えて、全てが生産性のある仕事ではありません。
例えば「商品を運ぶ」という作業は、売上を上げるには直結していないことです。
もちろん業務改善を図って効率的にこなすこともできるでしょうが、業務の生産性が下がりやすい点は否めません。

ビジネスの変化に対応しづらい

これは固定の場所にオフィス・倉庫・店舗を構えてビジネスをされる方が当てはまります。
在庫を持つビジネスでは、どうしても在庫という固定の場所が存在する分、このような形の事業になりがちです。
簡単には事業物件を引っ越したり、すぐにこの事業を畳んで他の事業を始めることは困難でしょう。
特に今回の新型コロナウイルス騒動では、多くの経営者さんが今のビジネスを続けるかどうか悩まれたと思います。
そんな時でも在庫を持っていると、どうしてもビジネスの変化に対応しづらい点があります。

在庫を持たずにできるビジネスとは?

在庫持たないビジネス

先ほどの章で、在庫を持つビジネスのリスクを5つご紹介しました。これだけのリスクを抱えつつ経営を続けていくのは至難の技といえるでしょう。

こうしたリスクを避けて起業したいという方に向けて、ここからは在庫を持たずに始められるビジネスを3タイプに分けてご紹介します。
それぞれのメリットやデメリットについてもご説明していますので、参考にしてみてください。

ネットショップ型

従来のネットショップ型ビジネスでは、自分で商品を仕入れて在庫を抱える必要がありました。
しかし今は「ドロップシッピング」というサービスがあり、在庫を持たずにネットショップを開設・運営することができるのです。
このサービスはネットショップで販売する商品を提供してくれるだけでなく、管理や発送まで行ってくれるサービスです。このサービスを使えば在庫を抱えずにネットショップ事業を始められます。

ですがデメリットも2つあり、同じような手法を使うライバルが多いため価格競争に巻き込まれやすいこと、ネットだけでオリジナリティを出して他社と差別化をするのが難しいということが考えられます。

ネットサービス型

ネットサービス型というとかなり幅広い表現になりますが、例として「家事代行サービス」をあげてご説明します。
家事代行サービスのホームページを作り、そこにネット上でアクセスが集まるようにSEO対策などを行いサイトを強化します。
ネット上でアクセスの集まるサイトを作ることができれば、集客につながり売上が発生するシステムです。
メリットは非常に少ないコストでビジネスが始められ、集客にもコストがほとんどかからない点です。
デメリットとしては、サイトにアクセスが集まるまでに時間と労力がかかること。

1日2~3時間程度、半年間ブログを書き続けてようやくアクセスが伸び始めるイメージです。
また、Googleのアップデートにより、アクセスがいきなり落ち込むことも良くあります。

講師型

講師型は自分の持っている知識やスキルを顧客に教えることで報酬を得る仕組みです。
例として、学習塾やパーソナルトレーナーなどのビジネスが当てはまります。
このタイプのビジネスのメリットは、サービスの内容や価格によっては大きな収益をあげやすい点です。
デメリットとしては、ものによっては設備資金がかかることです。例えば学習塾ですと教室の家賃が発生しますよね。在庫はなくても月々の固定費が発生します。

これからの時代におすすめのビジネスとは?

これから先のビジネスとは

在庫を持たないビジネスにも、意外なところでコストが掛かったりリスクが生じる場合もあります。

グリーン・ポケットでは、観葉植物のレンタルサービスを行っていますが、上記で挙げたようなコストも抑えることができます。

企業や施設、病院や図書館などに観葉植物をお届けするサービスです。仕入れである観葉植物はほぼ常時お客様の元に届けられており、メンテナンス用に保管する場所さえあれば良いので、設備投資にも費用が掛かりません。

在庫を抱えるリスクもなく、大きな設備投資や家賃などの費用もほぼ掛らず最小限に抑えられます。
さらに個人でも始められる規模なので、最初から人件費が掛かることもありません。

ビシネスは初期準備金をいかに低く始められるか、ランニングコストを抑えるかが重要です。

そのためグリーン・ポケットはこの観葉植物レンタルをフランチャイズ化し、植物の知識がない方や、異業種からでも参入できるように事業内容をパッケージ化しました。

加盟してくれたオーナー様に、無駄なコストを掛けず運営に集中してもらうために本部でも様々なサポートを用意しています。

もっと詳しい事業内容が知りたい方は、フランチャイズ加盟店募集のページをご覧ください。
説明会のご案内や資料請求も行っております。

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まとめ

今回は在庫を持つビジネスのリスクと、在庫を持たずにできるビジネスについてご紹介しました。

在庫を持たないビジネスと言われても、何から始めたらいいか分からない方も多いでしょう。その場合は、グリーン・ポケットのように、在庫を持たないフランチャイズ事業というのも存在します。
もしご自身で1から事業を始めることに不安のある方は、こうしたフランチャイズ経営を検討してみてはいかがでしょうか?


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