今後のフランチャイズ事業に将来性はあるのか?変動期を生き残る術とは
近年ビジネスにおいて大きな変動期が訪れました。なぜなら2020年、新型コロナウイルスによって人々の生活が大きく変わったからです。生活変化によって多くの経営者が新規事業への取り組みを検討したり、個人でも起業を考えて情報収集に励む方が増えました。
そこでこの記事では、起業手段の1つである「フランチャイズ事業」に焦点を当てて、フランチャイズ事業の将来性や業種別の考察、加盟時の心構えについてまとめています。
目次
フランチャイズ事業全体としての将来性は?
結論からお伝えすると、変化の激しい時代だからこそ、フランチャイズ事業には強み・将来性があります。特に現代におけるフランチャイズ事業の主な強みは以下の2点です。
世の中の変化に対応が早い
現代におけるフランチャイズ事業の強み1つめは、フランチャイズ事業は世の中の変化に合わせた対応が早いことです。その理由として、フランチャイズ本部は常に業界の最新情報を追っているからです。一個人が情報収集するのとでは、スピードの差は歴然でしょう。
例えば新型コロナウイルスが流行し始めた時、多くの経営者がどうやって対策を行えばいいか迷いました。そんな中フランチャイズ店舗は個人経営の店舗よりも一早くコロナウイルス対策に取り組み、世の中の変化に合わせた対応がスムーズだったといえます。
安全に経営するノウハウを持っている
現代におけるフランチャイズ事業の強み2つめは、安全に経営するノウハウを持っていることです。多くの経営者は「安全な経営をしたい」と考えています。フランチチャイズ事業では安全な経営を行うために、本部がこれまでの経営におけるデータを持っています。例えば
・販促ツールを導入したら客単価が上がった
・広告費をこれだけかけたら、このくらいの回収率が見込めた
など、これまでのデータから経営分析をし、施策を実践することができます。そのため、より安全な経営をすることができるでしょう。
フランチャイズ事業の業種別による今後の影響と成長について
先ほどの章で、フランチャイズ事業に将来性があることをご理解いただけたと思います。しかし、フランチャイズであればどんな事業を選んでも効果が上がるとは限りません。
そこでこの章では、業種別による今後の影響と成長について解説します。
現状収益を上げるのが厳しいフランチャイズ事業
まず現状で収益を上げるのが厳しくなっているフランチャイズ事業についてご紹介します。新型コロナウイルスの影響が大きい業種で、代表的なものは以下の2業種です。
・飲食業
・観光業や宿泊業
飲食業の中でも、特に店舗を構えて店内での飲食がメインの事業は、収益を上げるのが厳しいです。特に居酒屋やBARでは、2019年から2020年にかけての売上高が50%減といった、大幅な落ち込みをしている業態もあります。
観光業や宿泊業も大手旅行会社48社が2019年から2020年にかけての売上高が71%減となっており、現在収益を上げるのが大変厳しい業種となっています。
将来性のあるフランチャイズ事業
一方で新型コロナウイルスの流行以降、業績を伸ばしている業種もあります。例えば以下のような事業です。
・フードデリバリー
・格安SIMの販売やスマホ修理
これらは家にいる時間が増えて外食に行きづらくなったことから、フードデリバリーの需要が上がったこと、スマホを触る時間が増えて携帯プランの見直しや修理機会が増えたことが売上を伸ばせている要因でしょう。
このように、時代の変化によって追い風となっている業種も多数あります。
また、新型コロナウイルスの影響により慣れない作業や仕事の積み重ねで、人々のストレスは上昇傾向にあります。
在宅での仕事が増えたとはいえ、オフィスが完全に無くなることはないでしょう。今後の課題は、物理的な人との間隔を取りつつ、ストレスを上手に分散させながら仕事ができるオフィス環境の構築です。
グリーン・ポケットで行っているフランチャイズ事業、グリーンレンタルもその一役を担う事業です。
オフィスや施設で人と人の間に観葉植物を置くことで、物理的に距離を保つことができ、仕切りなどに比べ圧迫感がありません。むしろ、目にも優しい緑が増えることで癒しの空間になります。オフィスグリーンの設置は今後ますます需要が増えていくと予想されます。
ポストコロナ時代のフランチャイズ加盟においての心構えとは
最後に、フランチャイズに加盟する際に意識しておきたい心構えについて解説します。意識したい心構えは大きく以下の2点であり、特にポストコロナ時代だからこそ意識したいポイントです。
売上を確保できるイメージが持てるか
フランチャイズ加盟においての心構え1つ目は、売上を確保するためのイメージを持つことです。経営を続けていくうえで大事なポイントはシンプルで「売上をあげること」と「支出を下げること」の2つだからです。
・発生する費用の妥当性
・集客ルート
ポストコロナ時代であってもこの2つが納得できれば、十分な売上を確保しながらも余分な支出をカットできて、健全にフランチャイズ経営を行うことができるでしょう。
規約の内容をしっかり確認する
フランチャイズ加盟においての心構え2つ目は、規約の内容をしっかり確認することです。フランチャイズ契約は本部によって規約内容が大きく異なるため、しっかり規約を確認しておきましょう。以下の項目については、特に確認が必要です。
- 商標の使用条件
- ロイヤリティの金額
- トラブル時の損害賠償
- 契約期間以前に解約した際の違約金
これらはフランチャイズ契約において、よくトラブルにつながっている項目です。もし規約を読んでもこれらの項目がよく分からなければ、本部に確認されることをおすすめします。
今後のフランチャイズ事業の将来性についてまとめ
以上、フランチャイズ事業の将来性と業種別の考察、加盟時の心構えについて述べていきました。近年のような変化の激しい時代こそ、フランチャイズ事業の将来性は高いと考えられます。
グリーン・ポケットでは、先ほど紹介したグリーンのレンタル事業をフランチャイズ展開しております。
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