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企業がオフィスグリーンに力を入れる理由とは?「人材こそ宝である」と気づいた日本企業

働くスタッフの健康=経営資源」という意識が、会社にとって拡がりつつあります。
そんな中、企業・会社によるスタッフへのストレス軽減の配慮、労働環境の改善が叫ばれる今日では、オフィスに観葉植物を導入する例が増えてきています。

健康管理のためだけに止まらず、オフィスグリーンはスタッフの生産性を向上させている効果も期待されているのです。今後、さらなる需要拡大になることはほぼ間違いありません。

では、なぜ今オフィスグリーンが重要度を増しているのか?

理由を社会背景とともに解説していきたいと思います。

癒し以上の意味を持つオフィスグリーンはCSRにおいて必須

ほんの少し前まで、観葉植物などの植物を増やすことは“癒し”の効果としての役割が大きかったのですが、現在では企業と大学の合同研究の結果から、生産性を向上させるデータも示唆されています。

特にオフィスワークにおいては、その効果は著しいです。

生産性が上がるというデータが出たことにより、企業側も本腰を入れてオフィスグリーンに取り組むようになりました。
では次に、オフィスグリーンによる生産性向上の理由を挙げていきます。

オフィスグリーンによる生産性向上の例

視覚疲労の軽減

スマホやパソコン社会になり、今まで以上に目を酷使する機会が増えてきているため、眼精疲労で悩む人も増加傾向にあります。視覚の疲労は、肩こりや慢性的な頭痛などの体調の不良を引き起こす原因にもなります。

よって、眼精疲労の軽減は体調の改善にもなると言っても過言ではありません。
目が疲れた時に、緑を見ることで眼精疲労を緩和させる効果があります。特にパソコンや電子機器を長時間使用するような作業が多い場合は、疲れが溜まりやすいでしょう。
オフィスグリーンを導入することによって、自然と緑が視界に入ることになり、人は意識せずして目の疲れを軽減することができます。

ストレスの緩和

植物が視界に入る情景になると、人は脳内のα波が増幅されます。結果、血圧低下がおき、リラックス効果を得ることで集中力がアップすると言われています。(愛媛大)

α波が出ている時、脳からベータエンドルフィンというホルモンが分泌されています。 別名「脳の快楽物質」とも呼ばれており、精神的だけでなく肉体的なストレス疲労を緩和させる効果があると言われています。

観葉植物などを置くことでストレスホルモンであるコルチゾールの減少に貢献し、ストレスの緩和が期待されます。

疲労感がたまった状態から、ストレスを下げるにはリラックス状態を作る必要があります。 緊張状態が続くことも集中力を高めることにはなりますが体への負担が大きく、持続しません。

オフィスグリーンに力を入れることでスタッフのストレスを緩和し、リラックス効果をもたらしてくれます。

室内の湿度調整

植物の蒸散作用を利用することで、室内の湿度を自然に上げることが可能です。人が快適に過ごせる湿度は、季節によって違いはありますが、夏場は45~60%、冬場は55~65%と言われています。

エアコンを常時利用している場所では、湿度調整は難しいものです。夏場は湿度が高いのですが、冬場になると低くなり、乾燥しやすい状態です。

オフィスグリーンを導入することで、設置した観葉植物の蒸散作用により、冬場の室内の湿度を上げてくれる効果があります。

オフィス内の環境改善

観葉植物などの植物には、窒素酸化物(NOx)などの大気汚染物質や、​シックハウス症候群の原因物質を​吸収する働きがあります。
アメリカ航空宇宙局(NASA)の研究でも、植物による有害物質の除去効果があると証明されています。
参照元:​NASAレポートhttps://ntrs.nasa.gov/archive/nasa/casi.ntrs.nasa.gov/19930073077.pdf​

参照元記事:​NASA公式ページより

オフィスに観葉植物を設置することで、密閉空間でも人が呼吸する空気を浄化させてくれる効果があるのです。

室内の二酸化炭素濃度を下げる

地球上の二酸化炭素の増加が常に議題に上がっていますが、それは地球規模に限った話ではありません。オフィス内でも、換気を十分できない場合や人が多くなれば濃度は高くなります。

二酸化炭素の濃度が高いと、脳に十分な酸素が行き渡らないため、思考力が低下してしまいます。

アイディアを出し合う会議室や、クリエイティブな仕事を行う上でも集中力や思考の拡張は欠かせません。 そのためオフィスグリーンを導入している企業では、受付以外にも会議室や商談室などオフィスの様々な場所に設置しているところも多くあります。

それでは具体的に、企業がどんな場所に設置しているのか、実際にオフィスグリーンを導入した企業の例を見ていきましょう。

オフィスグリーンを導入した企業の例

米国では大手のIT企業を筆頭にオフィスグリーンを積極的に導入していましたが、日本でもその動きは活発です。
CSR(Corporate Social Responsibilityの略)を向上させることで、スタッフの働きやすさや環境の向上に力を入れている企業を一部紹介します。

人材派遣会社:UTエイム株式会社
https://04510.jp/times/articles/-/1364?page=1
半個室のような仕切りスペースは、一見圧迫感や窮屈なイメージになりがちですがオフィスグリーンを取り入れることで、視覚的にも癒しが生まれています。
木目調のシェルフや特徴的なオブジェを入れた中に置かれた観葉植物たちが、空間に一体感を生みとても過ごしやすそうです。

アスクル
https://tech.askul.co.jp/entry/2018/09/13/104317
アスクルはオフィスゾーンを拡張し、背面いっぱいにオフィスグリーンを取り入れています。観葉植物をバックにソファが設置してあり、カフェのようにリラックス出来そうなオフィスです。

電通イージスジャパン
http://media.no83.jp/index.php/565/
壁面やテーブルに植物を取り入れることで、視界に入りやすく自然と目が行く設計になっています。 円テーブルの真ん中に観葉植物を入れるなど、ミーティングで長時間集中が必要なシーンに取り入れることで、生産性の高い時間を共有できそうです。

オフィスのグリーンの今後の展望

海外の企業のオフィスグリーン化が進むにつれて、日本でもその需要は高まっています。CSRの向上は今後、企業の重大課題です。

需要の拡大に伴い、オフィスグリーンを取り扱った事業も今後市場拡大になっていくでしょう。今日事業として伸びているのは、グリーンレンタル事業です。
オフィスや商業施設、カフェなどのあらゆるシーンで、観葉植物などを見かけることが増えていますが、店舗で植物を購入するのではなく「グリーンレンタル」形態で導入しています。

店舗やオフィスで観葉植物を購入・管理するには手間とコストがかかるため、グリーンレンタルを行う会社と契約しメンテナンス等の作業の手間を軽減します。

また、定期的に観葉植物の入れ替えができるためオフィスの雰囲気をガラッと変えることも可能な点が魅力的です。

かつては貸し植木屋と言われていたこの事業は、造園業などの業者の方が片手間に行っていました。

勘と経験がものをいう職人気質な部分が多くを占めており、「グリーンレンタル事業は、新規参入が難しい」と言われていたのです。

そんな中、グリーン・ポケットが1987年に、初心者でも観葉植物を一括管理できる研修制度とマニュアルを作り上げ、事業展開できるようにパッケージ化しました。

これにより、日本で唯一グリーンレンタル事業をフランチャイズ化させ、いち早く全国展開が可能になったのです。

社会のストレス増加や、労働環境問題などを緩和する糸口として注目されているオフィスグリーンの事業展開については「グリーンレンタル事業が市場拡大し続けるワケとは?」の記事で詳しく掲載しています。
グリーン・ポケットの事業についてのお問い合わせや詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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