緑と福利厚生
【今、若者が企業に求めている条件】
VUCAの時代と言われ将来に対する不透明さが増す中で、就活生は「安心して働けるかどうか」を求めているようです。コロナ禍の影響を受け始めた2021年卒以降、この流れは続いています。
就活サイト・マイナビの就活生の意識調査によると、2024年卒の月別の「企業に対して注目するポイント」の1位は、4月から「福利厚生」となっています。エントリー開始間もない3月時点では2位でしたが、選考を経て志望企業を絞り込む段階になると、注目するポイントも具体的になっていくのでしょう。
同じように「給与や賞与が高い」が、4月から2位となり「自分が成長できる環境がある」「社員の人間関係が良い」という理由を上回っています。近年の学生は安定志向といわれますが、その判断材料として福利厚生や待遇面が重視されるのでしょう。
【福利厚生としての緑】
このように近年は会社選びのポイントに重要な位置を占める福利厚生ですが、大きく分けて2種類あります。
① 法定福利厚生
健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料など、法律で義務づけられたもの
② 法定外福利厚生
家賃や住宅ローンの補助、施設の利用、結婚出産などのお祝い金、社員食堂の設置など、企業が独自で提供するもの
従業員1人の1か月あたりの福利厚生費は、経団連の調査では平均で2万4千円前後、割合は法定福利費が約78%、法定外福利厚生費は約22%です。
私たちはグリーンレンタルを、光熱費・家賃・交通費・通信費、あるいはキャビネットやデスク家具などの一般経費ではなく福利厚生費という位置づけで推進しています。法定外福利厚生費は企業のオリジナリティを出し、従業員の満足度の向上に寄与し、対外的な企業イメージをアップすることができるからです。
【緑の効果が福利厚生につながる】
グリーン・ポケットは観葉植物をオフィスやお店にレンタルする仕事です。植物はCO2を吸収してオフィスの空気をきれいにし、眠気や頭痛を防ぎます。そして植物が在ることによる癒し効果で、メンタルヘルスが良くなりうつ病などが減るのです。
つまり、グリーンレンタルで緑あふれる職場にして、社員が活き活きとストレスフリーで仕事ができることも福利厚生なのです。企業が従業員に対して、労働対価とは別に支払う報酬ともいえます。また、福利厚生費は法人税の節税対策にもなるので、企業が受け入れやすいという面もあります。今、若者も企業も福利厚生に対する意識が変ってきており、重要なポジションとなってきているのです。
この福利厚生としての営業アプローチは、グリーン・ポケットとして多くの導入実績があり、優秀な学生を探している企業の方に興味を示していただいております。加盟店の皆様には必要なノウハウは本部で用意しておりますので、営業経験のない方も心配はありません。時代の流れに沿ったビジネスです。